コミックナタリー Power Push - 永野のりこ「電波オデッセイ」 少年少女の心を繊細に描く衝撃作、ついに復刊 孤高の “マンガ者” ナガノが明かす胸の内 「わたしの足の下には地面がないの 落っこっちゃうの まっ暗闇に」──傷ついた心を抱え、崩壊した家庭にひとり引きこもる中学2年生の少女・原純子。あるとき彼女の心にやってきた「オデッセイ」と名乗る白衣の青年の言葉により、彼女は再び学校に通い始めるが……。 1990年代後半に多くの支持を集め、復刊ドットコムに熱いリクエストが数多く寄せられていた「電波オデッセイ」。永野のりこの最高傑作とも評されるこの作品が、装いも新たに全3巻で刊行される。コミックナタリーでは永野へのロングインタビューを敢行。作品の成り立ちから12年ぶりに特別編を描き下ろした心境まで、たっぷりと語ってもらった。 取材・文/岸野恵加 撮影・編集/唐木元 「どこにも描けないよ
修学旅行で行った奈良・薬師寺の坊さんの話をいまだに実行している殊勝な俺。 薬師寺の坊さんは、講話が面白いことで有名なようで、今でも修学旅行の生徒たちが坊さんの話をきくのは、定番メニューらしい。 「なぜ、仏法ではご祈祷をするとき、手と手を合わせるのかご存じですか。指と指のシワを合わせて、シワ合わせ、つまり幸せを願うのです」 これ、のちに仏壇のコマーシャルでもやった。 「また、手の甲の側を合わせて逆にしてはいけません。なぜなら指の節と節を合わせるとフシアワセになってしまうから」 これで一同意味なく感心。 「さらにこの話は3つでワンセットになっているのです。爪と爪を合わせてみてください。ほら詰め合わせ。ワンセットです」 一同笑い。 この話をきっともう何十年もしているのだろう。 「修学旅行の生徒さんがこの寺を訪れると、わたしたちは講話をさせていただくことになっています。しかしこれはあまり我々も進ん
来週月曜には新しい号が出ますのでその前に。 まず、さらに一つ前の回の、当道場のバクマン。紹介を再録。 http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20110126/p4 「バクマン。」でネットが小道具に上手く使われた。 経緯を説明するのもややこしいけど、漫画家志望の新人(主人公のサイコー・シュージンコンビを尊敬してるが、その分作風も似ていてある意味主人公らの脅威)が、ジャンプの公募に或る漫画を投稿するが「すごく面白いが、作風がジャンプ向きじゃない」と賞には届かず。 しかしその少年、落選漫画を一気にネット掲載。「こんな面白い漫画を賞にしないなんて!」とネット世論が一気に沸騰。賞は出さないものの才能を認め、ゆっくり育てたかった編集部は困惑、「悪気はなさそうなんだが…」「いまどきの若者だねえ」とあきれる。だが、シュージンは「この騒動で、彼は一気に人気漫画家になっちゃったじゃん」と
この原稿は、ジャーナリストの高野孟氏が主宰するウェブメディア『ざ・こもんず』に寄稿したものです(2月18日アップ))。内容はパロディで、以前、宮崎学氏が主宰していたウェブメディア『直言』に連載していたもの(「玉木正之のどないな話やねん」のパターン)です。こんな「しごと」もしているというわけで、ちょいとここに“蔵出し”します。『ざ・こもんず』には、この原稿に対するコメントのほか、いろんな原稿がアップされてますので、どうぞお立ち寄りください。 プワップワップワァァァ~プワァァァ~(オープニング・テーマ流れる) 「みなさん、おはようございます。今日は最初のテーマとして、いま週刊誌で騒がれている大相撲の八百長問題をとりあげます。そこでスペシャル・ゲストとして、この方にお越しいただきました」 「ハイ。ご紹介します。元前頭X枚目、現役時代はXXという四股名で人気を博し、引退後は年寄りXXを襲名。XX部
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