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ブックマーク / asay.hatenadiary.jp (3)

  • 栗の花の匂いがする - 紺色のひと

    僕の家の庭には昔、栗の木が立っていた。毎年6月になるとあの独特の匂いをまき散らし、夏になると毛虫みたいな花を落とし、10月になるとさして大きくもない実をたくさん落とす、そんなどこにでもありそうな栗の木だった。 僕は幼稚園の頃から毎年のようにその実を落としてきたので、どんどん栗の実を採るのが上手になっていった。栗の実を落とすには、棒なんかを使うよりもサッカーボールが一番いいのだ。それも、少し空気の抜けたやつが。両手で持ったボールを股の下に振り下げて勢いをつけ、真上に放り上げる。この方法だと非力だった僕にも高いところの実が取れた。ボールは幹か実に当たり、その衝撃で実が落ちてくる。熟しているのだったら中身だけが落ちてくるし、まだ少し青いものならいがごと落ちてくる。そういうものは片足で踏みつけ、もう片足で反対側を踏んで剥いてから中の硬い実だけを取り出す。火ばさみや軍手なんか使ったことがなかった。た

    栗の花の匂いがする - 紺色のひと
    tomo-Ka
    tomo-Ka 2020/01/22
  • 絶滅危惧種を殺しても罪に問われない! - 紺色のひと

    ニュースなどで「絶滅危惧」という言葉を聞くと、「今すぐ絶滅しそうなんだ!」「保護しないといけないのかな」と思わされることがあります。 ところが、絶滅危惧種を選定する環境省のレッドリストでは「どの種がどの程度絶滅しそうか」とランク付けがされていて、「絶滅危惧種」と呼ばれるもの全てが明日にでも絶滅する、とは一概に言えません。 エントリでは、「絶滅しそうなんだな、危ないな」とだけ思われがちな「絶滅危惧種」という言葉について考えてみたいと思います。 いきものが不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまわないよう、言葉の意味を理解し、保全につなげていきたいですね。 三行でまとめてみた 絶滅危惧種と呼ばれる全てがただちに絶滅するものではない(キリッ) 「絶滅危惧種だから」と保護活動に走るのは思考停止です 殺しても警察には捕まりません(だからってむやみに殺しちゃだめだぞ! お兄さんと約束だ!) 絶滅

    絶滅危惧種を殺しても罪に問われない! - 紺色のひと
    tomo-Ka
    tomo-Ka 2011/09/19
  • 野生のクマをなんとか助けたいと考える皆さんへ - 紺色のひと

    全国各地でクマの出没が多発している、とのニュースが流れています。僕の住む北海道でも先日、道東斜里町の市街地に白昼ヒグマが3頭出現し、うち2頭が射殺されたとの報道がありました。州四国に広く生息しているツキノワグマについても同様のニュースが聞かれます。 山林の奥に生息していたはずのクマが人里に現れ、住民被害を避けるためとは言え駆除される――毎年秋になると聞かれることですが、心が痛みます。特に今年はクマの餌となるドングリ類が凶作で、餌不足に悩まされたクマが人里に下りて来るのでは、と懸念されていることもあり、なんとかしてクマを救いたい、できるなら餌を届けてあげたいとお考えの方は多いと思います。 でも、ちょっと待ってください。飢えたクマに餌を届けることが、当にクマのためになるのでしょうか? エントリでは、クマにドングリ等の餌を届ける活動と、人間と野生生物、ひいては人間と自然との関わり方について

    野生のクマをなんとか助けたいと考える皆さんへ - 紺色のひと
    tomo-Ka
    tomo-Ka 2010/10/25
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