ソニー・ロリンズ『サキソフォン・コロッサス』この記事の写真をすべて見る ジョン・コルトレーン『バラード』 エリック・ドルフィー『ラスト・デイト』 ジャズが面白くなるための「筋トレ」、ブラインドのコツの続きです。何事も「訓練期間」はあんまり面白くなく、そこでメゲる人も多い。というか、具体的成果が見えるまでは、どうしても疑心暗鬼になりがち。「こんなことやって何になるんだ」。そこで今回は結果がわかりやすく、かつ訓練自体が面白い方法をご紹介いたしましょう。それは「スタンダード・ナンバー」を利用する方法です。 ちょっと意地悪な言い方ですが、ジャズ入門者は「曲の魅力」でスタンダードを聴いているようです。もちろん、最初はそれでかまわないのですが、こうした「ジャズの聴き方」では、早晩ジャズに飽きます。私がそうでした。どんな名曲も繰り返し聴けば「もうわかった」となるものです。 しかし、同じ曲を違うミュージシ
![第3回 ジャズが面白くなるための「筋トレ」 | AERA dot. (アエラドット)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d32deccd70510374b801d7017b59690806a57842/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Faeradot.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F9%2F2%2F1200xm%2Fimg_92945b71eab1be7092023229ed71175010760.jpg)