Linux Kernel の Makefile がどういう仕組みになっているのか前から知りたいと思っていました。 O'REILLY の 「GNU Make」 という本の11章に Linux Kernel の makefile について少し解説があります。 もちろん makefile の仕組み全体は説明してないのですが、いくつかの興味深いトピックについて解説されていて、一読の価値があります。 まずはトップの Makefileの大枠から見てみます。 これは O'REILLY 本で解説されています。 トップのMakefileの100行目付近は以下のようになっています。(途中、あんまり関係ない部分は省略しています。) ifeq ($(KBUILD_SRC),) # OK, Make called in directory where kernel src resides # Do we want