[CEDEC 2016]サウンドプログラマーがスマホゲームのサウンド実装に取り組んだ4年間と,失敗から学んだ教訓 日本最大級のゲーム開発者向けカンファレンスCEDECは,サウンド分野におけるセッションの充実ぶりが特徴的だ。各社で活躍しているクリエイターが,コンポーズからサウンドプログラミング,各種ツールのノウハウやTIPSなど,自身が取り組んできた課題について,知見の共有を行っている。 サイバーコネクトツーのサウンドプログラマー渡邉愉香氏は,自身の4年間にわたるスマートフォンゲームでのサウンド開発経験を元に,「スマートフォンゲームのためのサウンド設計 〜コンシューマゲームとはどこが違うのか?〜」という講演を2016年8月26日に行った。 渡邉氏はコンシューマゲーム機で13年,スマートフォン向けで4年のサウンド開発を行ってきた経歴を持つ。サウンドプログラムに限らず,データ制作からサウンドディ