世界最強の国家「EU」から学ぶべきこと 大前研一の日本のカラクリ 21世紀、世界最強の国家はどこか。10年前にこう問われたら、世界の多くの人々はアメリカと中国が世界を二分する未来図を思い描いただろう。しかし、21世紀初頭が過ぎようとしている現段階で・・・・・・
かつて「経済一流、政治二流」と言われた日本だが、混沌とする現下の国際情勢の中、それに加えて「外交も国防も二流以下」といえよう。「北朝鮮の暴発」に晒される中、とるべき日本の選択肢とは何か――。 国際社会における「日本の役割」とは 私が『平成維新』という本を出版し、ゼロベースで日本のグランドデザインをつくり直そうと提唱したのは平成元(1989)年。当時、天皇崩御の喪が明けたばかりの竹下登首相と紀尾井町の料亭で会食して、本の内容を議論したのを覚えている。 竹下さんは私の提唱に対して、教師を外国人にする英語教育自由化など3点を除いて改革には全面的に賛成だという。不思議に思った私に、竹下さんは政治家になる前に中学で英語の教師をしていたからと解説してくれたのが、官房長官として同席していた小渕恵三元首相である。 あれから20年。改革らしい改革は何もできないまま、永田町では虚しい政局が繰り返され、霞が関は
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