[個別銘柄に関する問題] あなたはテクニカル指標を勉強し、これから上がるだろうと思った銘柄を購入しようとしています。しかし、同じテクニカル指標でも、その分析の対象期間を長く取ると、今後値下がりするのではないかとも思えます。このように同じテクニカル指標でも、分析の対象期間が違うことで、違う結果を示している場合、その違いをどう解釈してトレードするのがよいでしょうか。 テクニカル指標は、用いる元データの最小単位が変われば、まったく違うものを見せてくれます。例えば日足と週足では、見た目通りのローソク足の色(陽線か陰線)や形状、組み合わせが変わるだけではありません。移動平均線の25日が25週に、RSIの12日が12週に、一目均衡表の9日や26日がそれぞれ9週、26週に変わります。取り扱う数値データは同量ですが、対象期間を長くとればその分長いトレンドを扱い、細かな価格の揺らぎには無頓着になります。あな