ファナックとプリファード・ネットワークス(PFN)は10日、機械学習の一つであるディープラーニング(深層学習)技術を産業用ロボットに適用するための共同研究を始めると発表した。ロボットによる自律的な学習を可能にし、予防保全や画像認識などを高度化するのが狙い。事業化の時期は未定だが、ロボット用監視システムやビジョンセンサーなどでの応用を想定する。PFNの持つIoT(モノのインターネット)技術を活用し、複数のロボットによる協調学習も実現する。 ファナックはディープラーニング、IoTの技術を持つPFNと技術開発に関する基本合意を交わした。当面の対象事業はロボットと射出成形機で、ロボット事業本部長の稲葉清典専務は「製造業に革新をもたらす非常に大きなプロジェクト」としている。ディープラーニングは機械学習の一種で、人が他者を識別する際のパターン認識に近い手法。ロボットによる学習機能を高度化し自律性を高め
Samsung Displayが、商用としては初だとする透明型やミラー型の有機ELディスプレイパネルを発表した。これらはパーソナライズされたショッピングをテーマとする展示の一部として、香港コンベンションセンターで披露された。 プレスリリースによると、これは「消費者の購入体験をもっと視覚的に魅力ある」ものにするアイデアだという。またその例として、購入前に顧客が服やアクセサリを身につけられる試着室を挙げている。これを実現するIntelの「RealSense」は、3Dカメラ、音声やジェスチャーによる操作、「知覚」を保存した自動化されたライブラリを活用する技術だ。 今のところ、これは主として業務用の技術となっているが、ミラー機能を活用した拡張現実(AR)の家庭での使用も、可能性としては考えられる。Samsung Displayでは、従来の鏡に代わり、「デジタル情報サービス」を提供するディスプレイを
産業のネットワーク化、ビッグデータ解析など、いよいよ第4の産業革命が始まるとともに、 仕事のあり方も変化しています。これからの仕事と教育を方向づける重要な3つのトレンドに注目してみましょう 。 未来を占うのは誰にとっても難しいもの。でも「10年後には今ある仕事の〇%が無くなる」なんていう話題、最近よく耳にしますよね。GEも「Future of Work」というレポートで未来の働き方が変わっていくことを提唱してきましたが、特に欧米諸国において、このテーマに様々な角度から取り組む機関や企業が増えています。働き方や仕事が変わるとなれば、教育も変えなければいけません。 いま世界では、仕事と教育の将来を方向づける重要な3つのトレンドが顕著になってきています。 #1:データ・アナリストの必要性 最も顕著なトレンドは、デジタルの世界の飛躍的な拡大。世界のデータ規模は2020年までに44兆ギガバイトに達す
今日から幕張メッセで開幕した「Interop Tokyo 2015」。その基調講演に、ホリエモンこと堀江貴文氏が登場した。講演タイトルは「IoTで世の中が変わるのか!?」。ホリエモンはIoTの本質をどう捉え、IoTにより未来がどう変わっていくと見通しているのだろうか。 「僕の感覚で言うと、もう爆発直前。インターロップが始まった1994年のインターネット前夜と同じようなときに、IoTも来ているのではないか」 IoT(Internet of Things)の現状について、こう語る堀江氏。「インターネット黎明期のような『何をやっても儲かります』という時代に近い」とすら感じているそうだ。 IoTがこれほど盛り上がる「起点」となったのは、堀江氏によれば「スマートフォン革命」である。スマートフォン革命は、次の2つの大きな変革を世の中にもたらした。 まずは、ブロードバンドに常時接続しているLinuxパソ
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