省電力で広域を網羅する次世代無線通信方式「LoRaWAN(ローラワン)」を活用した地域課題の解決策を考えるイベント「ハッカソン」が二十六日から二日間、伊那市狐島のJA上伊那本所であった。 県内外の技術者ら五十二人が八チームに分かれ、農業、健康、ものづくり、観光、防災などの分野で活用策を検討。市内を巡って市民から聞き取り調査をしながら、認知症患者の徘徊(はいかい)防止や酒造りにおける原材料の温度管理、バス運行情報の通知など、具体的なアイデアを練り上げた。
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