タグ

ズーニーに関するtomomi_keepのブックマーク (12)

  • Lesson424 伝えたいことが生まれる瞬間 ほぼ日刊イトイ新聞 - おとなの小論文教室。

    Lesson424 伝えたいことが生まれる瞬間 自分が言いたいことと、 相手の期待はズレている。 常に! これをどうすればいいんだろう? 先日もあるセミナーで大学教授から、 「根思想、 つまり、自分の腹にある当の思いに 正直であろうとすることと 相手にとっての意味、 つまり、相手の願いや期待を理解して、 そこに意味ある発言をしていこうとすることは、 矛盾している。 常に!!! この矛盾をどうすればいいのか?」 という質問を受けた。 また社会人向けの講座では、 ある女性会社員に、 「聞き上手であろうとして、 たとえば相手と自分の映画趣味が くいちがっても否定せず、 それはなぜ? どんなところが好きなの? など、どんどん質問をしていって、 相手の言い分を聞いてあげたら、 相手は満足していったけど、 どんどんこっちが苦しくなってきた。 相手理解にも、 こっちが楽しくなければ限界がある。 こ

  • ほぼ日刊イトイ新聞 - おとなの小論文教室。

  • ほぼ日刊イトイ新聞 - おとなの小論文教室。

    Lesson421 弱さの品格 「強くなれ!」 と言われても、 弱い人間、 そんなにすぐにすぐ 強くなれるものでもない。 そんなとき必要なのは、 弱いなりにも品のあるふるまい をすることではないだろうか。 弱さの品ってなんだろうか? 「人前で弱音は吐くな」「強くあれ」 と育ってきた大人からすると、 いまの若い人は、すぐに弱音もはくし、 ちょっとのことでへこむし、 いつまでもくよくよ悩むし、 ずいぶん、ひ弱だなあ、と思うかもしれない。 私も以前はそう思っていた。 そんな弱いことでどうする、と。 けれど、いま、大学で授業を持っていて、 不思議に学生の弱さがいやではない。 むしろ、弱さにひかれている自分すらいる。 品のようなものを感じるのだ。 たとえば、表現の授業で、 印象に残るスピーチをしたと、 学生たちからチーム代表に選ばれるのも、 決して主張の強い、雄弁な学生ばかりではない。 ときに、消え

  • ほぼ日刊イトイ新聞 - おとなの小論文教室「選択の後、つらくなったっていい」

    Lesson419 選択の後、つらくなったっていい 人生の大きな選択をしたあと、 しばらくたって、 だれでも一度は不安がよぎる。 「自分の選択は正しかったのだろうか。」 そのときに、 「今がつらいから自分は選択を誤った」 「今が楽しいから自分は正しかった」 と考える人がいる。 これはいいことなんだろうか? 私は、選択というものは、 決めるときより、その後を生きる方が何倍もしんどい と思っている。 前に進む選択をした人に、 むしろ、つらい時期がくるのは当然ではないか。 だから、つらくなったっていい。 その選択はまちがっていない、 ということを、きょうは改めて伝えたいと思う。 スポーツ選手の引退にしても、 芸能人の離婚にしても、 身近な人の退職や、起業にしても、 一大決心をした、そのときに、 マスコミも、人も、光をあてる。 ヒーローにするときもある。 でも、その後の地道な取り組みは、 なかなか

  • ほぼ日刊イトイ新聞 - おとなの小論文教室。

    Lesson416 最後の旅 俳優の緒形拳さんが亡くなった。 そして、峰岸徹さんも。 この二人に共通することは、 あまりに「唐突な死」だったことだ。 元気な印象しかない。 闘病のイメージも、 弱っていかれる印象もまるでなく、 俳優として第一線で活躍している姿だけがあって、 一転。まったく唐突に死が知らされた。 その間がない。 どうしてないかといったら‥‥、 そう考えて、はっ、とした。 私たちは、 「死を宣告されてもなお、選ばなければならない」 自分が死に至る病であることを、 まわりの人に知らせるか、知らせないか? 自分で選ばなければいけないのだ。 自分だって、死ぬと言われたら、 つらくて、受けとめられないかもしれないのに、 まわりの人にどうするかなんて 考える余裕なんかないかもしれないのに、 それでもいやおうなしに選択しなければならない。 なんて大変なんだろう。 自分が死ぬと分かった瞬間か

  • ほぼ日刊イトイ新聞 - おとなの小論文教室。

  • ほぼ日刊イトイ新聞 - おとなの小論文教室。

    Lesson411 優しさはどこからくるか 自分には「優しさ」がないんだろうか。 私は度々その不安につかまれてきた。 「優しさ」は人間最上級の資質のように言われるが、 自分にはもともと、それがあんまり備わっていない のではないだろうか。 「自己チュウ」で「冷血」な人間なんだろうか、と。 優しさはどこからくるか? 「生まれもった性格」 と思っている人は多いのではないか。 私も長いこと、そんなふうに思って 苦しんでいた節がある。 うちの家族は、 優しさのかたまりのような母と姉、 そうではない父と私、に分けられる。 母と姉は、きわめて優しい。 とくにお年寄りや病気になった人など 弱い立場にいる人へ思いやりが深く、 自分を犠牲にしても人のためにつくす。 そんな2人といると、 自分の性格の悪さがどうしても目立ってしまう。 自分はどうして、 母や姉のようになれないんだろう。 父に似たのだ。 父について

    tomomi_keep
    tomomi_keep 2008/09/13
    "教養とは、相手の気持ちがわかることである" 養老孟司
  • ほぼ日刊イトイ新聞 - おとなの小論文教室。

  • ほぼ日刊イトイ新聞 - おとなの小論文教室。

    Lesson358 志をもつと人は一時期「孤独」になる ひとりになることを、悪いものだと考えがちだ。 私も、独立したてのころは、くる日もくる日も あくなき「ひとり」で。 そういう時期が4年間は続いたかと思う。 いったいこの孤独は自分がどんな悪いことをした罰なんだ? 不安な日はそうも考えた。 だけど、つい最近、 人はある時期、孤独になる。それは当然のことで、 ああそうか、と腑に落ちることがあった。 それまで、 性格もよく仕事も人一倍できるような人が会社で孤立する というようなケースにでくわすと、 「なんであんないい人が‥‥」と理不尽でならなかったが、 それも今ならわかる気がする。 なにか独自の世界をもったとき、人はしばらく孤独になる。 ひとりになったって、いい。 それに気づかされたのは、 ジャワの舞踊をやっているYさんと出逢ってからだ。 「夕方になるとすごいスコールが降るんですね」 Yさんは

  • 人をわかる力 - ほぼ日刊イトイ新聞 - おとなの小論文教室。

    Lesson392 人をわかる力 「命がかかっていても、 人は、正論で確実な方法よりも 自分が選びたい道を行きたいのです。 そして、そういう自分をわかってほしい、と思っている。 人間って自分勝手で難しい生き物ですね。 でも、わかってほしいようには、 わかってもらえないから、 みんな少しずつ寂しいんでしょうね。」 これは、ある編集者さんからもらったメールの言葉だ。 その編集者さんとは、 「わかってくれる」とはどういう人か、 つきつめて話しをした。 「“つつんでくれる” と “わかってくれる” はちがいますよね」 と私が言った。 自分の言うことをただ、だまって受けとめて、 何を言っても、よしよし、とつつんでくれる。 そういう存在は、ありがたいのだけど、 ときに、物足りない。 「わかるには、読解力がいりますね」 と編集者さんが言った。 そう。 わかってくれる人は、 人の話を聞き、理解した上で、

  • Lesson389 言わないという嘘 ほぼ日刊イトイ新聞 - おとなの小論文教室。

    Lesson389 言わないという嘘 「まわりが心配するといけないから」と、 自分の心身に起こった一大事を言わないでおく。 これは、いいことなんだろうか? 私も自分のことはあまり言わないほうだ。 年明けに、祖母が亡くなったときもそうだった。 急を告げられ、飛行機、車を乗り継いで ふるさとに戻ると、 母が心労と身労で重い風邪を引いていた。 私は断りきれない仕事を持ち帰り、 徹夜でしあげて、 翌日の葬儀にでると、 102歳の祖母の死に顔が、あまりにちっちゃく、 白く、かわいらしく、無垢だった。 天寿をまっとうした人の死体というのは、 なんとやすらかで、きよらかなのか、 祖母は5人の子、9人の孫、14人のひ孫、4人の玄孫、 りっぱに子孫を産みあげた。 祖父が死んでからの36年間、 ふたたび独りにもどった祖母は、 野菜と花づくりを趣味とし、市場へもっていき、 生計をたてた。 電池で言えば、レイコン

  • ほぼ日刊イトイ新聞 - おとなの小論文教室。

    Lesson390 言葉が伝えようとしているもの 言ってることがよくわからないんだけれども、 「なんかこの人はおもしろそうだ」 とひかれる人と、 わかりやすい話をするんだけれども、 「よくわかったけれど、だからどうした」 と、底が浅い感じがする人、 この差はなんだろう? 先週の「言わないという嘘」、 先々週の「ワンフレーズ狩り」は、ともに大きな反響で、 あらためて、「ほぼ日」読者の底深さをおもいしった。 いいメールがたくさん来て、 読者メール特集にしようかとも考えた。でも、 感想と呼ぶにはあまりにも深い、 読者の実体験にもとづくテーマへの理解。 そこから次の境地へはばたくための、 メッセージや問題提起を含んだものも多く、 ひとつひとつが作品のような気がした。 なので、わっと紹介して終わるより、 ひとつひとつ深めていったほうがよさそうだと感じた。 いただいたメールは、私なりのかみくだきをした

  • 1