Googleが成し遂げてきた数々の技術革新は、「大局的な思考法から生まれた」とマリッサ・マイヤー氏が話している。 サンフランシスコ発――Googleで検索製品およびユーザーエクスペリエンス担当副社長を務めるマリッサ・マイヤー氏が、同社における仕事の進め方を開発者に公開し、競争力の高いWebアプリケーションやサービスを生み出すためのヒントを授けた。 マイヤー氏は5月29日、初めての女性エンジニアとして、さらには検索分野の巨人たるGoogleが最初に雇った社員20人のうちの1人として、1999年に同社へ加わってから持ち続けてきた見識や見解を基調講演の中で語った。 現地で開催された「Google I/O」開発者カンファレンスで、同氏が開発者に送ったメッセージを要約すると、「平凡や日常といったものについて考えれば、大きな問題を解決できる」ということになる。 ユーザーがスタートページをカスタマイズで