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三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は22日、カナダ・テレサット社の通信放送衛星を搭載したH2Aロケット29号機を、24日午後3時23分に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げると発表した。国産ロケットが商業衛星を打ち上げるのは初めて。衛星打ち上げ市場で勝負するため、従来のロケットを大きく改良して臨む。 商業衛星の打ち上げは、現在、衛星を投入する静止軌道直下に近い赤道付近から打ち上げられる海外ロケットが主流。衛星側の燃料負担が少なくて済む分、機器や衛星の寿命を延ばすための燃料を積める利点があり、世界の商業衛星の多くは、海外ロケットで打ち上げる設計でつくられている。 一方、種子島は緯度が高く、静止軌道に入るまでに衛星が回る向きを大きく変える操作が必要で、海外ロケットで打ち上げる設計の衛星をH2Aで打ち上げることはできなかった。 今回は衛星側の負担をロケットが肩代わりする改良を加え、
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