物流大手のセンコーでは、鳥取県の廃校を利用した障がい者雇用型の植物工場・農業ビジネスを行う「センコースクールファーム鳥取」の開所式が2010年7月に開催された。 鳥取県・湯梨浜町で2006年に廃校となった旧羽合西小学校のグランドに、ビニールハウスを6棟を設置し、青ネギの水耕栽培を行っている。 ハウス施設は、40m×8mが6棟。その他、プールにためた雨水を循環させて利用する等、学校全体の施設を有効活用している。 校舎内では、温度や湿度が管理しやすい教室にて、タモギ茸(たけ)などのキノコ栽培、植物工場によるレタスや葉野菜の生産・育苗施設として活用する。 計画では最終的に、障がい者と高齢者を計35人雇用予定となっている。収穫した作物は、中四国、関西のスーパーなどに出荷し、年間6,000万円前後の売上を目標に設定している、という。 廃校利用について、校舎やグラウンドなどを年160万円で湯梨浜町から