生きてつかあさい 寅次郎は、黒船にのって江戸でつかまった。 杉家は大慌てだ。父はかなり精神的に参っていた。どことなく生気を感じず、ひさ姉が”腹を切るのかも”という。 文は、それから父のことが気になっていた。 そんな時ひさ姉は、子供が生まれた。 名前は、長男篤太郎(とくたろう)だった。 ところで寅次郎は、どうやって黒舟にのったのかというと。 夜の砂浜金子と一緒に船をこいで最初の黒船にのった。 アメリカ ミシシッピ号だった。 そこで船の船員から、”ポーハタン号にのれ”といわれる。 そこには通訳とペルリがいる。 そこで寅次郎は、ペルリのいる船に乗り込む。 そして通訳からペルリは 君たちの志は、感激するが日本とわれわれの間には条約が結ばれている。ので君たちをアメリカに連れて行くことはできない そして日本に返され、幕府につかまった。 伊之助は江戸で、寅次郎助けるため奔走していた。 伊之助が家に帰る。