医療や介護の体制を検討する政府の専門調査会は医療費の抑制に向けて、全国の病院のベッド数を、10年後には今より最大でおよそ20万床減らし、115万床程度にしたいとする目標をまとめました。 こうしたなかで、医療や介護の体制を検討する政府の専門調査会は15日、医療のニーズに合わせて必要性の低い入院を減らし、医療費の抑制につなげたいとして、病院のベッド数の削減に向けた目標をまとめました。 それによりますと、現在134万7000床ある全国の病院のベッド数を、10年後の2025年には最大でおよそ20万床減らし、115万床程度にしたいとしています。 地域別では北海道で1万5000床程度、福岡県で1万4000床程度を削減する一方、神奈川県や大阪府では高齢者の増加数も多いことから、今より1万床程度増やす必要があるとしています。 政府は今後、地方自治体などと連携し、削減の具体的な目標を作成して達成を目指すとと