【バンコク共同】タイ北部チェンライ郊外の洞窟から生還を果たした地元サッカーチームの少年12人と男性コーチの計13人は、ほんの1時間ほどで戻ってくるつもりで洞窟に入って行ったことが13日、分かった。食べ物を持って行かなかったため「おなかがすいて泣いていた」という。 最年少のチャニンさん(11)と病院で話した母親が、タイメディアに明らかにした。 チャニンさんらはサッカーの練習後、面白半分で洞窟に入ったが、鉄砲水が発生。奥深くへと逃げざるを得なくなった。短時間で戻るつもりだったため、お菓子や食べ物は持参せず、岩からしたたり落ちる水だけを飲んでいたという。