タグ

電子出版に関するtomoyoshinoのブックマーク (3)

  • 電子書籍普及政策の現状と今後の展望- 松田 昇剛  総務省 情報流通行政局 情報流通振興課 総括補佐 -

    1. 電子出版の世界的な動き “Googleブックサーチ訴訟”と電子出版 私が電子出版に注目するようになったのは、アメリカの作家協会や出版協会が著作権侵害としてGoogleを提訴した“Googleブックサーチ訴訟”が発端でした。 “Googleブックサーチ”とは、Googleが出版物からスキャンした情報を提供している無料の出版物全文検索サービスの総称です。訴訟は、Googleが2004年にアメリカ国内の大学図書館等と連携し、図書館に所蔵されている出版物を、著者の許諾を得ないままデジタル化したことが原因であり、既にデジタル化された蔵書は1,000万冊以上にも及びます。 この訴訟は、2008年10月に当事者間で和解案が提示されました。和解案の内容は(1)「絶版」と認定した出版物のデジタル化及び商業利用をGoogleに許可すること、(2)著作権者に対してデジタル化出版物1作品につき補償金60ド

  • 公開研修会「電子出版・学術情報の電子化の実践のために」の報告 « 大学出版部協会

    10月26日と27日の二日間にわたって、公開研修会「電子出版・学術情報の電子化の実践のために」が開催された。主催は当協会関西部会・電子部会。参加者は約50名。 会場となった大阪大学中之島センター周辺は福澤諭吉の誕生の地。堂島川をはさんだ対岸には「福澤諭吉誕生地記念碑」が建てられている。「大学出版の祖、福澤生誕の地で研修会を開催できることを、たいへん喜ばしく思います」という竹中英俊(協会常任理事・東京大学出版会)の開会のあいさつによって、2日間におよぶ研修会がはじまった。 初日は第1テーマ「学術情報の電子化を軸にした大学教育・研究の再編成」について、2人の図書館員の講演からスタート。 竹内比呂也(千葉大学図書館長)は、「アカデミックリンク」を軸に大学における高等教育の変化を報告。「アカデミックリンク」とは千葉大学が全学的に取り組んでいる教育改革のひとつの「実験」であり、その手段として学生への

  • マガジン航[kɔː]

    第37信(藤谷治から仲俣暁生へ) 仲俣暁生様 二人の偉大な日人芸術家が、ともに三月のうちに亡くなったというのは、僕にとっても思うところの多い出来事でした。三日に大江健三郎氏が亡くなったと報道され、その死と業績について思いめぐらしているうちに、坂龍一氏が二十八日に亡くなったと、四月に入って報じられました。 有名人の、報道によって知らされる死というのは、いつもであればある象徴性をともなったマイルストーンのように感じられるばかりで、その肉体的な死には思い至らないものですが、三月の大きな二つの死は、僕にはけっこうな生々しさをもって迫ってきたのでもありました。というのも、僕は二月に母の臨終に立ち会ったばかりなのです。母の年齢は大江氏に近く、死因は坂氏のそれと同種のものでした。 無論、だからといって僕に彼らの死が「判る」などとは毛頭思いません。それらの死を同列に扱うような非礼もするつもりはありま

    マガジン航[kɔː]
  • 1