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  • 大学院の思い出(最初の挫折)

    まさか自分がこうなろうとは。 今から大学院へ行こうか、また大学や大学院を中退しようか考えている方のために書きたいと思います。 大学院を通常の2年ではなく、3年かけて修了した私が通りますよ、と。 まぁ、私にとっての大学院は、挫折の場であった。何も出来ないことを、現実として突きつけられた場といってもいい。 その時まで、何となくではあるが、最後にはどうにかなるんじゃね?的な考えでいた。「俺はやれば出来る子」みたいな。痛い。 そんな感じなので、普段はこれといった努力もせず、いや、正確に言えば努力している風を装って、優秀そうな風を装って、過ごしていた。学内の勉強会に出席してみたりとか。だが、実際、何を行動に移していたのだろうか以下略。 そんなツケがまわってきたのは、大学院2年目の夏から秋にかけてであった。研究室の教授が別の大学に異動したのである。え、あれ、俺の研究は?と思ったのは言うまでもなく。一応

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