アキ・カウリスマキに関するtomtaのブックマーク (3)

  • 「過去のない男」人生は前にしか進まない - 午前3時の太陽

    「過去のない男」は、アキ・カウリスマキ監督による2002年公開のフィンランド映画。 怪我で記憶を失った男が、見知らぬ町で新しい生き方を見つけていく。 あらすじ ヘルシンキのとある駅に降り立った男がベンチでうとうとしていると、三人組の男たちに突然襲われ、大怪我をしてしまう。 命は取り留めたものの、病院から抜け出し道端で倒れているところを通りがかった少年たちに発見される。 男には過去の記憶がなかった。 言葉は話せるが名前も社会保障番号もわからない状況で、仕事も銀行口座も手に入れるのが困難だったが、周囲の親切な人々の助けもあり、徐々に環境に馴染んでいく。 予告編動画 The Man Without a Past Trailer - YouTube 貧しくとも親切な人々 行き先のない男を助けたのは、町外れのコンテナに住む貧しい家族だった。 酒好きの夫、しっかりものの、二人の子供たち。 日々の暮ら

    「過去のない男」人生は前にしか進まない - 午前3時の太陽
  • 「ル・アーヴルの靴みがき」希望がないなんて、そんなことはなかった - 午前3時の太陽

    「ル・アーヴルのみがき」はフィンランドのアキ・カウリスマキ監督による2011年公開の映画。 概要・あらすじ 「わずかな望みもない?」 「奇跡が起こるかも」 「近所じゃ起きてないわ」 密入国の少年と、貧しい人々の温かな善意と希望。フランスの移民問題に触れた寓話的な作品。 登場人物の動きの少なさ、セリフの少なさ、顔の表情のなさ、余分なものが極力削ぎ落とされた独特な画作り。 フランスの港町ル・アーヴル、みがきをして生計を立てているマルセルは貧しいながらもアルレッティ、愛犬ライカと慎ましい生活を送っていた。 ある日の午後、昼を取ろうとして海辺に向かうと、アフリカから密入国してきていた少年イドリッサと出会う。 警察に追われている少年は、母に会うためイギリスのロンドンを目指す途中だった。 ル・アーヴルのみがき アキ・カウリスマキ キングレコード Amazon 楽天市場 原題 Le Havre

    「ル・アーヴルの靴みがき」希望がないなんて、そんなことはなかった - 午前3時の太陽
  • 「ラヴィ・ド・ボエーム」カウリスマキ版ボヘミアン生活の情景 - 午前3時の太陽

    「ラヴィ・ド・ボエーム」はフィンランドのアキ・カウリスマキ監督による1992年公開の作品。 フランスの作家アンリ・ミュルジェールの自伝的小説「ボヘミアン生活の情景」を原作としている。 同原作を元にした有名なものはプッチーニ*1のオペラ、「ラ・ボエーム」があるが、カウリスマキ監督はお気に召さなかったようだ。 2011年の映画で現在監督の長編最新作でもある「ル・アーヴルのみがき」は作の後日譚ともなっている。 あらすじ 売れない作家のマルセルは、出版社からの入金がなく、家賃を払えずにいた。 大家からは立ち退きを要求され、新しい入居者が決まっていることを告げられる。 立ち寄ったレストランで芸術論をかわし意気投合した画家のロドルフォとアパートに戻ると、すでに作曲家のショナールが引っ越してきていて、曲作りに没頭していた。 部屋はあるが家具のないショナールと、家具はあるが部屋のないマルセル、近所に住

    「ラヴィ・ド・ボエーム」カウリスマキ版ボヘミアン生活の情景 - 午前3時の太陽
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