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ベンチャー・キャピタルの資金はダブついているのに、投資機会が少ない。つまり、起業家が不足しています。私が考える致命的な原因は、シード・マネー(元手となる資金)の不足です。カネが余っているのに、必要なところに融通されない。これは金融の未熟、言い換えればフロンティアでしょう。 シード・マネー不足と起業家のリスク VCはシード・マネーの提供者ではない。シード・マネーを、起業家本人や親類縁故の資金に頼るようでは、起業家にとってのリスクが大きすぎます。ふつうの感覚なら、50万円でも大金じゃないですか。どうやって1,000万円も集めるのか。あわよくば1,000万円を集めても、すでに「絶対に失敗できない」状況になってしまう。 VCの投資資金が増えたところで、関係ない。起業家のリスクは「自分がリスクを負ったシード・マネーを失うこと(ついでに不足分の融資に対する個人連帯保証という債務)」にあるのですから。こ
今回の記事は今まで書いてきたものとは少し違う。一方的に自分の意見を伝えるのではなく、みんなの意見が聞きたいんだ。ある決まったテーマについてブログを書くのではなく、ブログ執筆のアウトラインを提案したいと思っている(今のところはね!)。 まず、僕自身のことを説明させてほしい。僕はこの3か月間、ブログが書けるという自分の恵まれた立場を活かし切っていなかったので、今回はその埋め合わせをしたい。誰もがする言い訳を繰り返してきた。「忙しい」「後でやろう」「犬がキーボードを食ってしまった」という具合に。ひどい言い訳だ(最後のは別として)ってことは、自分でも分かってるし、みんなだってそう思うよね。僕より長い時間働いている人はいくらでもいるし(ランドもそう)、僕より少ないネタで優れたブログを書く人もたくさんいる。 本当は、ブログを書くのが好きなんだ! ブログ執筆は僕の「仕事」の中でも好きな部分だし、インター
本連載の第1回は,シリコンバレーに本拠を置くベンチャー・キャピタル(VC)によるトレンド解説である。VCの目から見たインターネットのトレンドは3つの軸がある。すなわち「ソーシャル・ネットワークのプラットフォーム化」,「消費者発トラフィックの爆発的な増加」,そして「世界規模で進行するモバイル革命」だ。 世界がサブプライムを発端とする金融不振や,原油高を背景にしたインフレと景気の減速に向かう中,シリコンバレーにおけるベンチャー企業を取り巻く環境も大きく変わりつつある。現象面だけをとらえて,ベンチャー・キャピタルの投資基準が上がったとか,上場市場が実質的に活動を停止しているという悲観的な見方があるのも事実である(図1)。
「1円で株式会社」は得か? 損か?:フリーエンジニアの「知れば得する」確定申告講座(3)(1/2 ページ) 個人事業主としてスタートしたフリーエンジニアが次に悩むのは、法人化(法人成り)をするかどうかだろう。昔と違って、資本金が1円でも株式会社が設立できる時代である(実際に1円で設立できるわけではないが、ハードルが低くなったのは確かだ)。 確定申告という面から見て、法人化は得か損か。前々回「税務署に疑われない『必要経費』の区分」、前回「青色、白色、どっちがお得? 確定申告の選択肢」に引き続き、公認会計士の深作智行氏に聞いた。 法人化のメリットは? 深作氏が株式会社設立(法人化)のメリットとして挙げるのは、次のような点だ。 (1)「自分は会社のオーナーだ。社長だ」というミエを張れる (2)外部との取引上、法人形態でないと仕事ができないことが多い。法人化によってこれをクリアできる (3)相対的
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高級賃貸がいっせい解約されている 都心には家賃が月額70〜100万円の超高級賃貸マンションがたくさん存在している。金融資産が数十億円以上もある人であればこうした家賃を支払うのは何の苦労もないだろうが、そうした人の多く――特に結婚して子供のいる場合には、世田谷区や目黒区の住宅街に一戸建てを購入し、教育環境を整える方向へと進む場合が多い。 だから高級賃貸に住んでいるのは、子供のいない新興企業ファウンダーか、そうでなければ外資系金融企業の社員だ。投資銀行を中心とする外資系金融企業の多くは都心の超高級賃貸マンションを数十室まるごと借り受け、社宅として使っていることが多い。私は以前、月刊文藝春秋で『平成ニューリッチの金銭道』という長い記事を書いたことがあり、この取材ではそうした話をあれこれと機器歩いた。 ところが金融危機でその状況は一変している。高級賃貸を多く取り扱っている不動産業界の知人に聞いたと
Business 2.0誌に掲載されたゲリー・ハメルの最新論考「Why It's Time to Take a Risk」を読みながら、イノベーションと起業家精神について考えてみよう。 ゲリー・ハメルは、「リーディング・ザ・レボリューション」等の著者で、シリコンバレー在住の経営学者兼コンサルタントである。 「in this forbidding business environment」(この近寄りがたいビジネス環境の中で)起業する2人の起業家、Groxisを創業したPittmanと、CometaをスタートさせたBrilliantの話が冒頭に出てくる。 不況期こそ起業には最適 「Pittman thinks this is a far more auspicious time for entrepreneurs than, say, 1999. "Office space is cheap
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晴天の価値 2月中旬に出張で千葉へ行った。5日間の滞在中はずっと快晴で、気温は20℃に迫る春のような暖かさだった。仕事は朝から晩まで現場を走り回る過酷なもので、身体的にも精神的にも追い込まれた。毎朝、京葉線から見える美しい景色を眺めて正気を保っていた。太平洋へ燦々と…
ベンチャー支援をしている知人から、総務省のプロジェクトでこんなんつくりましたということで、「事業計画作成とベンチャー経営の手引き」という資料が送られてきたのだが、これが無料で配布されている資料とは思えないほどの非常に充実した内容で、いつか会社を始めるかもしれないと思っている人にはきっと役に立つだろうと思ったのでブログで紹介したいと思う。 冒頭に下記のように宣言されているだけあって、その内容は実に生々しい。 説得力ある合理的な事業計画」をどう作成し、日々の経営にどう活かすのか、相談相手の少ないベンチャー経営者の参考にしていただくこと、指針を少しでもご提供することを意図している。こういった努力の結果、日本から急成長ベンチャーが1社でも多く生み出されることを強く祈願したい。 P.5 総務省 ICTベンチャー向け事業計画作成支援コースの意義 より 事業計画作成について詳しく記された書籍は10年来多
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