crypt コマンドの説明 Linux にも crypt という同名のコマンドがあるが、これはログインパスワードの暗号化に使用されるもので全く違います。 UNIX の crypt コマンドとは、簡易暗号化ソリューションで、標準入力のデータストリームを暗号化して標準出力へ吐き出します。 man による説明は下記の通りです。 crypt は、ドイツの Enigma の方法に準じて設計された 1 ロータ・マシンを インプリメントしますが、256 要素のロータを使って設計されています。その ようなマシンに対する暗号化方法は広くはないが知られています。 肝心の使い方は、こんな感じです。 cat <暗号化したいファイル> | crypt > <暗号化されたファイル> でも通常は、こう使うと思われます。下記は、必要なファイルを暗号化してテープに書き出す例です。 [tar ver] $tar cvbf 2