前回、とあるイラストレーターさんが「イラストは好きで見るわけじゃない人にも良いなと思ってもらわなければいけない」的なことを言われてハッとしたって話に関連する話をもう一つ書こうと思います。 ぼくの描いてるイラストって、いわゆる「萌え絵」の系譜にある絵柄が好きな方、もしくは嫌悪感のない方にしか響かないと思うんですね。 そーいう意味でいうなら、萌え絵は広義なイラストというよりは「ぼくはこーいうのが好きなんです!」っていうアートに近いかもしれないなーって思ったんです。 そして、この話を下敷きにしてみると、昨今のフェミニズムや、ご当地キャラの性的搾取の議論も、納得がいくなと思うところです。 一部の人が好きな絵柄を誰でも見られる場所に登場させたら、そりゃ怒るわな、と。 まぁでも一方で、黒田清輝の「智・感・情」論争の頃から、もっと言えばミケランジェロの「最後の審判」やブロンティーノの「愛の寓意」などなど
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