Linuxは昔からクラウドとデータセンターに適したOSだとされてきた。しかし、クラウドやデータセンターでの使用に特化したLinuxは、「CoreOS」が登場するまで存在していなかった。 クラウドやデータセンターを管理するという場合、OSの選択肢は今まで「CentOS」か「Red Hat Enterprise Linux」(RHEL)、「SUSE Linux Enterprise Server」(SLES)、「Ubuntu」というケースが多かった。これらはすべてサーバ向けのLinuxディストリビューションとして素晴らしいものだが、いずれも数百台規模や数千台規模のサーバを同時に配備するような目的で設計されているわけではない。しかし、今ではそういったディストリビューションが存在している。それがCoreOSだ。 CoreOSは2年以上の開発期間をかけ、データセンターやクラウドで活用できるOSとして
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