コンサルタントは様々な「レンズ」を通して経営を見つめています。レンズは使い方次第で、経営の現状や課題を思いもよらない姿で浮かび上がらせてくれます。いつもは仕事の中で、レンズを覗きながら、ぶつぶつとつぶやいているだけですが、ひょっとしたら、こうしたレンズを面白がってくれる人がいるかもしれません。 【「経営レンズ箱」】2006年6月29日~2009年7月31日まで連載
「スピード経営」という言葉が生まれて久しいですが、現代は次々に企業としての打ち手を講じていかなければならない時代です。そんな中、「意志決定の早い企業」と「そうでない企業」とがあります。意志決定の早い会社の企業文化はなんでしょうか。その文化の採り入れ方とは――。 突然ですが、われわれ中小企業診断士がよく参考にしている情報源である「中小企業白書」(中小企業庁作成)から、1つのデータを紹介してみます。これは「ヒットした商品が、売れなくなるまでの期間」について中小企業の経営者に対して調査を行ったものです。 同調査によると、1970年代までは「1度当たれば5年は安泰」と6割の企業が回答していたということになります。しかし、2000年代には、その割合は5.6%にまで下がります。逆に「1年未満」「2年未満」という企業が5割を占めるようになります。 「スピード経営」という言葉が生まれて久しいですが、このよ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く