2015年9月24日のブックマーク (1件)

  • 福井晴敏『川の深さは』の感想 - 何か読めば、何がしか生まれる

    (2004年8月読了) 娯楽大作が読みたくなり読んでみた。刊行された順番でいえば作は作者の2作目に当たるが、書かれた順番的には処女作と言ってよいだろう。まずは軽くあらすじ。 あらすじ 新興宗教の神泉教が起こした地下鉄爆破事件の公判がマスコミを賑わす日。そんな世間には我関せずを貫いて、40代の桃山剛は亀戸でビルの警備員として働く毎日を送っていた。マル暴の刑事として“桃太郎”の異名を取ったのも数年前の話。警察組織と折り合いを付けられず、数年前のとある事件を潮に退職し、ついでにバツイチになってからは、仕事を適当に済ませてはパチンコに耽る、無為な日々を送っているのだった。 そんな桃山だったが、ある晩の勤務中、ビルに逃げ込んできた若い男女と接触し、ビル内のMDF室に匿うことになる。黒髪と華奢な体つきの少女、須藤葵。そして、葵を守ることを「任務」だと言い、銃器を始めとした強力な戦闘技術を有する少年

    福井晴敏『川の深さは』の感想 - 何か読めば、何がしか生まれる
    tonikaku-read
    tonikaku-read 2015/09/24
    またもブックマークありがとうございました。没頭できる娯楽作、いいですよね。