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ブックマーク / www.bookbang.jp (2)

  • 【『図書室』(岸政彦著)刊行&『劇場』(又吉直樹著)文庫化記念対談 前篇】表現するって恥ずかしい | 対談・鼎談 | Book Bang -ブックバン-

    沖縄や生活史が専門の社会学者であり、最近は小説も好評を博する岸政彦さんと、芸人としての活躍はもちろん、小説家としても『火花』『劇場』と話題作を刊行してきた又吉直樹さん。神楽坂la kaguで行われたお二人の対談を二号にわたりおとどけします。 *** 岸 『劇場』が文庫になりましたが、映画化も決まったんですね。 又吉 山崎賢人さんと松岡茉優さんが出演して、来年公開の予定です。 岸 原作者としてカメオ出演とかなさるんですか。 又吉 いえ、まったくお声がかからなかったです(笑)。僕が出ても邪魔になるでしょうし。 岸 『劇場』、読ませていただいて最初におっと思ったのが、飲み会で主人公の永田がほかの劇団員ともめる場面で、劇団員の辻という男の描写があって、〈地味な男だったが、特徴のある高い声をしていて、どうしようもなく目立つ時があり、よく芝居の邪魔になった〉。こういうテクニカルな描写が僕はすごく好きな

    【『図書室』(岸政彦著)刊行&『劇場』(又吉直樹著)文庫化記念対談 前篇】表現するって恥ずかしい | 対談・鼎談 | Book Bang -ブックバン-
  • タモリがジャズについて語る 村上春樹訳の評伝『スタン・ゲッツ』を読んで | レビュー | Book Bang -ブックバン-

    タモリさん 天才的ジャズテナーサックス奏者スタン・ゲッツの克明な伝記。ジャズファンなら必ず聴いているはずだがそれ以外の方なら、ボサノバの名曲「イパネマの娘」でテナーを吹いている人といえば思い出してくれるでしょう。ジョン・コルトレーンやマイルス・デイビスのようにジャズに革命を起こしたミュージシァンではないが、その時代に応じてまたその時の共演者によって美妙に反応し影響を受けながら自分の魂を深めていくジャズマンだ。その才能が見事に開花したのが「イパネマの娘」。ボサノバという当時ブラジルの片隅で生まれたポルトガル語でしか歌われなかった音楽を、全く無名の歌手アストラッド・ジルベルトに英語で歌わせジャズに巧みに取り込んで世界的にヒットさせた。これはジャズ史上最も多く売れたレコードのひとつで一九六五年グラミー賞において投票の結果ビートルズの「抱きしめたい」を抜き最優秀レコードに、またボサノバを創った一人

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