2021年5月25日のブックマーク (1件)

  • 「正しいオス」と「透明の女」…コロナ禍の散歩中に「表札」から考えたこと(八木 詠美)

    緊急事態宣言が続き、どこにも出かけられない時期が続くと、家の周りをちょっと散歩…ということが増えてくる。太宰治賞受賞の『空芯手帳』(筑摩書房刊)でデビューした作家の八木詠美さんもその一人だ。 近所を散歩する中で、八木さんが気になった「表札」にまつわる、あることとはー 散歩途中で目に入る表札 よくある話だけれども、新型コロナウイルスが流行するこの一年で、今まで以上に近所を散歩することが増えた。東京の西の方の、小さな住宅地を歩く。 これもよくある話だけれども、こんな家々が近くにあったのかという発見が毎日ある。建物の右半分が明らかに傾き始めている家、ひび割れたミッキーマウスの置物が地獄の門番のように佇む家、黄色いふわふわのモッコウバラの妖精が棲みつく家。 これはよくある話なのかはわからないけれど、次第に家よりも表札が目に入るようになった。多くは苗字だけだ。山田とか鈴木とか田中とか。それが二つ並ん

    「正しいオス」と「透明の女」…コロナ禍の散歩中に「表札」から考えたこと(八木 詠美)
    tonton-jiji
    tonton-jiji 2021/05/25
    正雄さんがどうたらのあたりとか人の名前にケチ付けてるだけじゃねぇか