さて、たまには息抜きにこんなお話は如何でしょうか? 年頃の本屋の娘、ホン子が、同じ本屋の息子のホン太と結婚することになりました。 でも、ホン子はまじでマリッジブルー。 「はあ、こんな安月給の本屋と結婚しなきゃならないなんて、マジでありえない。実は肉体労働だし、ボーナスもほとんど出ないし、それなのに長期休暇も取れないし!これじゃあ新婚旅行が江ノ島になっちゃうわよね。あー、本屋の嫁なんてイヤ! 世の中にはもっとすごい男、いるっしょ!」 それで、結婚を目前に控えているのに、ホン子はいい男捜しの旅に出ます。 「やっぱ、クリエイティブな男がいいわよねー。それで自由でお金持ちがいい。自由でお金持ちっていえば、やっぱ作家よ!」 それでホン子はtwitterのアイコンに、iPhoneのカメラで500枚自分撮りした中から「奇跡の1枚」を貼って、猫被って「あのー、先生の作品のファンなんです!」とメッセージを送