仕事帰りに楽しげに酒を酌み交わす「ぶらり横丁」の常連客たち=大阪市北区、伊藤進之介撮影大阪駅前地下道で60年以上、熊本県名産店を営む田村喜代子さん。元日以外は店先に出ている=大阪市北区大阪駅前地下道のイメージ 【神志那諒】大阪市北区の阪神電鉄梅田駅近くの地下道にある飲食店街「ぶらり横丁」や地方の名産品が並ぶ別名「アリバイ横丁」が、来春にもなくなる見通しになった。半世紀以上、サラリーマンらに親しまれてきたが、地下道を所有する大阪市が占用許可を更新しない方針を決めたからだ。店主や常連客に動揺が広がっている。 ■百貨店建て替えで拡幅へ ぶらり横丁は阪神梅田駅西改札口の近く、「大阪駅前地下道」の一角にある。約190平方メートルに、串カツ屋やうどん屋、居酒屋など、カウンターだけの7店舗がひしめく。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の