4月30日に実施された、森美術館「LOVE展:アートにみる愛のかたち」と白金アートコンプレックスの合同展覧会・・・ 4月30日に実施された、森美術館「LOVE展:アートにみる愛のかたち」と白金アートコンプレックスの合同展覧会「メメント・モリ 愛と死を見つめて」との連動企画によるトークセッション。スピーカーは、「LOVE展」出展アーティストであり、「メメント・モリ 愛と死を見つめて」展のゲストキュレーターの杉本博司氏と、批評家の浅田彰氏。 愛とエロス、愛と死、そして愛の可能性について熱く論じたその様子を“フクヘン”の愛称でおなじみの美術ジャーナリスト・鈴木芳雄さんによるレポートでお届けします。 森美術館開館10周年記念展「LOVE展」関連イベントでゲストは杉本博司と浅田彰。杉本博司といえば開館2年目(2005年)にここで大規模な個展を開催し、それまで欧米での活躍ぶりに比して日本ではもうひと