クラビネットD6 クラビネット(英語: clavinet)は、電気式のキーボードである。ファンク、ソウル、R&Bなどの音楽ジャンルで主に用いられている。 クラビネット[1]は、鍵盤楽器のクラヴィコードに、ギターなどで用いる電気ピックアップで音を拾い、ボリュームやトーンなどによる電気的加工を可能にしたもので、ホーナー社のアーンスト・ザカリアス (Ernst Zacharias) が開発、商品化した。特に有名な機種は、クラビネット「D6」である。メカニズムはクラヴィコードよりも簡略化されている。クラヴィコードでは鍵盤に連動したタンジェントが弦を突き上げて発音するが、クラビネットでは鍵盤の下に棒(ハンマー:先端に硬質ゴム製のチップがついている)が突き出ており、これが押鍵により直接弦を金属フレーム(通称「ハープ」)に叩き付けて発音する(弦はハンマーチップとフレームに挟まれているため、クラヴィコード