日本の写真家による、米国のLGBTファミリー写真集 写真家の清水尚氏による、米国のLGBT家族写真集。日本の写真家が日本の出版社からこうした本を出していることに驚き、購入してみました。変に感動を強要しない淡々とした撮り方がおもしろいものの、あとがきがやたらとマジョリティ目線なのは残念。 子供のいるLGBTファミリーが全19組登場 この写真集のモデルとなった計19家族は、人種もジェンダーもさまざま。巻末のプロフィールページによれば、パパやママたちの職業も実に多様です。FedExの配達員もいれば小児神経科医もいるし、ソーシャルワーカーも不動産屋さんもいて、もちろん主婦/主夫もいます。子供たちの年齢は、ゼロ歳から11歳まで。レズビアンであるあたしでさえ、これだけ数多いLGBTファミリーを1度に目にする機会はなかなかないので、まずそこが新鮮でした。 共通項は「あたりまえの日常」 非常におもしろいの
![『All we need is Love』(清水尚、講談社)感想 - 石壁に百合の花咲く](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b6819ab406d98b2a2b31760b5719766dbb7b481a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimages-fe.ssl-images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51qEwAK8ITL.jpg)