2020年11月8日のブックマーク (1件)

  • 杣工 - Wikipedia

    杣工(そまたくみ/そまく)とは、古代から中世にかけて杣(そま)において伐採や製材に従事した者。杣人(そまびと)・杣夫(そまふ)とも。近世から近代にかけては、林業従事者一般を指して単に「杣」と称するようになった。 都の建設や寺院の造営が盛んになると、大量の木材を確保することを目的に畿内やその周辺の山林が官司や貴族、寺社によって杣に指定され、多くの杣工・杣人が杣司の指揮の下で杣取作業に従事していた。また、杣工には工と新工の階層別の区別があった。杣工は作業中は施業主から物を支給されたが、それ以外の時期における物を確保するために杣の周辺において焼畑による粟などの栽培をはじめとする各種農業も行い、また柴や薪の販売、炭焼きや狩猟などを合わせて行うことで、そのまま定住生活を送る者もいた。それに着目した杣の所有者は杣工のための農地確保を理由として杣の周辺を寺領として編入して荘園としていった。東大寺の

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    top-poi 2020/11/08
    古代から中世にかけて杣(そま)において伐採や製材に従事した者。杣人(そまびと)・杣夫(そまふ)とも。近世から近代にかけては、林業従事者一般を指して単に「杣」と称するようになった。