「イチゴで日本に勝つ」 新品種開発10年で日本離れ カン・ホドンさん、カン・ホセンさん、キム・テイルさん 今年から東南アジア輸出も本格化 政府の冷遇に胸痛める…「関心・支援を」 韓国人が食べる韓国産の果物で一番人気があるのは何だろうか。売上高を基準にするなら、正解はイチゴだ。リンゴ・ミカン・スイカなどを思い浮かべる人も多いが、実はそうではない。 2012年のイチゴの売上高は1兆1888億ウォン(約1120億円)。2位以下はスイカ・リンゴ・トマト・ミカンと続く。イチゴは消費額で見れば卵や唐辛子に匹敵する重要な食品だ。 イチゴは少し前まで、日本の品種ばかりだった。知的財産権に基づき品種開発者に栽培料を支払わなければならなくなるピンチにも直面した。しかし、数多くの試行錯誤を経て品種開発や試験栽培、そして市場開拓に成功し、日本の品種は実質的に消えた。果物・野菜類のうち、イチゴは種子自給率1位だ。品