終盤戦では玉を詰ますことが目的となります。 そのためには玉を詰ましやすい状態に持っていくことが重要です。 そして、それは「寄せ」と呼ばれ、様々な寄せパターンがあります。 ここでは、その「寄せ」について紹介します。 頭金の形を作る 頭金は詰みの一番の基本形です。 寄せとしてその頭金の形を作ります。 図1では、13歩と垂らすのが寄せの基本です。 図2では、その応用ですが、54歩とするのが正解となります。 図3では、75歩が正解となります。 歩を一枚使うだけで詰みが生じるので非常に効率の良い寄せです。 そしてもう一つ分かるのが、1段玉は金1枚、2段玉は金2枚、3段玉は金3枚必要なことです。 また、これが銀では詰みが生じません。 金は寄せにおいて重要な駒になることが分かります。 玉を下段に落とす 上記の頭金の所で分かったように玉は下段にいるほど、 少ない金の枚数で寄せることができます。 そこで、玉