現地時間11日のドジャース戦ではイチローの安打を契機に前田健太を攻略。背番号51が先制のホームを踏んだ。 日頃からハードなトレーニングを続ける野球選手であっても、年齢的な衰えは忍び寄るのが通例だ。境となる年齢はそれぞれ。35歳で下り坂に入る選手もいれば、もっと早いプレーヤーもいる。 だが、イチローは42歳になった今でも衰えをあまり感じさせない。それどころか、走力に関してはスピードアップしている驚きの事実がある。 7月17日のカージナルス戦のことだった。この日イチローは4打数3安打を記録したが、3本のヒットよりも“凄い凡退”があった。3回の第2打席。二塁ベース付近へのゴロに対し遊撃手は、ほぼ完璧なプレーで一塁へ送球したが、イチローが予想を上回るスピードで一塁を駆け抜けると塁審の手は真横に広がった。ビデオ判定の結果アウトに覆ったものの、明らかにイチローのスピードが審判の目を幻惑させた。試合後、