「すごいね」と言われない 芦田愛菜の受験の話と相前後して、別なワイドショーで、有名人ではない一般のお子さんの難関中学合格者特集というのもありました。 今回の受験で、日本で一、二を争う難関男子中学と難関女子中学に合格した二人の一般人受験生。そのVTRをみたコメンテーターからはやはり紋切り型の発言が目立ちました。 外国人の口を借りてちくりと言うのもワイドショーの常套手段ですが、ハーバード大卒のパトリック・ハーランからは「なぜこの子たちは東大で医者ばかり目指すのか」「アメリカでは学校の勉強以外でも評価される」という指摘があり、それに対してテリー伊藤は「日本はこういうエリートコースが決まっちゃっていて、そこをはずれた人間を見下すからこうなるんだよ」と返しました。 勉強の才能があり、加えて努力もして成果を出した子供達が、あたかもこの後、高慢ちきなインテリに育ち上がるのが前提のような口ぶりです。 そこ