20日に開幕した東京ゲームショウ。668の企業や団体が出展しているだけあって、記者には狙いがよくわからないコーナーもある。失礼を承知で尋ねてみた。「それ、売れるんですか?」 千葉市の幕張メッセに設けられた会場は、一周するだけでも大変な広さだ。人形やお菓子などのグッズも並ぶ中、記者の目をひいたのは、コーエーテクモゲームスのブースで見かけた、ゲームのキャラクターと思われる水着姿の女性がでかでかとプリントされたTシャツだった。 フィギュア人形などを買うファン心理はわかるつもりだ。ただ、そのTシャツを着る人の気持ちが想像できない。どうしても頭に引っかかったので、思い切って聞いてみた。 描かれているのは「デッド オア アライブ エクストリーム ヴィーナス バケーション」のキャラクター。元々はゲームセンターなどに置かれた格闘ゲームで、登場するキャラクターが南の島で美しさと強さを競うゲームとのこと。店頭