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ブックマーク / satoshi.blogs.com (7)

  • Life is beautiful

    今までこのブログでも4つほどブログ用ミニアプリ(最近は「ブログパーツ」という名前が定着してきたようだ)を公開した来たが(参照)、色々と勉強になる。特に「今日のひとこと」はとても評判が良く、既に50以上のブログで採用され、なお増え続けている。期待した通りバイラルマーケティングの効果が現れているようだ。 そもそも IFRAME を使ったブログパーツを、「以下のHTMLをブログのサイドバーに貼り付けてください」などという不親切な方法で提供して使っていただけるものか不安であったが、なんとか使いこなしているただいているようである。ただし、IFRAMEが使えるブログと使えないブログとがあるようで、その辺りは一度ちゃんと調査をしなければいけないと考えていたところである。 しかし、自分で調査をするとなると結構な手間なので、ここは wisdom of crowd (「みんなの意見」は案外正しい)の発想を利用

    Life is beautiful
  • Life is beautiful: Sonyはどこへ行こうとしているのか?

    このブログでも何度かSonyに関して触れているが、常にAppleとの対比であった。確かに、「携帯型音楽プレーヤー」という市場を見る限り、iPodの躍進がその分野でのSonyブランドの凋落に大きく寄与していることは確かだが、Sonyの問題はそれだけにとどまった話ではない。TV、DVDレコーダ、デジタルカメラという「三種の神器」市場におけるSonyが、「高くても売れる」ブランドではなくなってしまったことがもっとも大きな問題である。 こんな時期には、Sonyに関するを出版するよりもAppleに関するを出版した方が商売にはなりそうだが、こんな時だからこそ「どうしてSonyはこんな状態になってしまったのか?」、「これからSonyはどうしたら良いのか」をしっかりとしたデータとともに考えさせてくれた「ソニーとSony」を出版してくれた日経新聞社は偉い。 ひと言で言ってしまえば、Sonyの苦しみは成長

  • ブログ用ミニアプリ: 第二弾、Sudoku

    ブログ用ミニアプリとして、「箱入り娘」を公開したのは今年の7月のことだ(参照)。その時には、シリーズ化して色々なミニゲームやツールを公開していこうという構想を持っていたのだが、その後が続かなかった。忙しかったのもあるが、読者の反応がイマイチだったのも原因である(このブログの読者層を考えれば当然ではあるが…)。 しかし、最近になって季刊誌の編集者からブログ用アクセサリとして紹介したいという連絡が入ったり(12月下旬にインプレスから発売の「みんなのブログ Vol.6」に掲載される予定)、ブログパーツをさがせというサイトで紹介されてアクセスが増えたりと、突然「箱入り娘」が注目されはじめた。 注目が集まるとがぜん張り切ってしまうのが人の常。まさに「豚もおだてりゃ木に登る」である。そこで、5ヶ月ぶりに第二段の公開に踏み切ることにした。今回のミニアプリは、日発のパズルでありながら今年になって欧米で大

  • Life is beautiful: 理科系人間にも分かる「小泉改革の本質」

    以前にも、「Ajaxの質」などのエントリーを書いたことがあるが、エンジニアにとって、物事の質をしっかりと把握して、絶対に必要なものとそうでないものを見極める力を付けることは非常に大切である。 そこでその練習も含めて、小泉首相がやろうとしている構造改革の質を私なりに解釈して、理科系人間の私にも納得できる形で解説してみようと思う。 今の日が抱える一番の問題は、財政赤字である。支出が税収を大きく上回る状況を何年も続けて来たため、国債という形の大量の借金を抱える悲惨な状況になっているのだ。誰が考えても、この「支出が税収を上回る状況」は早急に解消すべきなのだが、それがとても難しいのである。 なぜ難しいかと言うと、それは政府の支出をコントロールする立場にいる政治家や官僚が、「支出を多くしたほうが自分自身が得をする」立場にいるためである。つまり、地方にどのくらいダムや道路を作ったら良いかを決める

    torakuro
    torakuro 2005/08/31
  • 世界初?立体視、3Dブログエントリー

    シアトル行きの飛行機の中で、PhotoShop で作ったのが、下の「シークレット・メッセージ入り」3Dブログエントリー。マジックアイなどで知られる3D視(立体視)をしない限り絶対に見破られないように作るのに少し工夫が必要であったが、一度テクニックを開発したら製作そのものは以外と簡単であった。ちなみに、自分でも作りたいと思う人は、「マジックアイ、3D絵の作り方」も参照いただきたい。([追伸]第二段、「立体視ジョーク」もエントリー済みなので、そちらもどうぞ)。 [追伸] このシリーズの秘密文書の作成に参加していただける人を募集しています。プログラムやPhotoShopの知識は必要ありません。ユーモアのセンスがあれば誰でも可能です。詳しくは、こちらへ(mix のアカウントが必要です)。

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    torakuro 2005/08/11
  • Life is beautiful: ビル・ゲイツの面接試験―私の場合

    マイクロソフトの採用面接がユニークであることは、「ビル・ゲイツの面接試験-富士山をどう動かしますか」というで一時話題になった。もちろん、私自身もマイクロソフト社で面接官として数え切れないほどのエンジニアの面接を担当し、自分なりに工夫して作り出した試験問題を幾つも用意していた。今日は、その一つを披露して、得意のうんちくを展開しよう。 [問題] 二次元座標上に、それぞれの辺がX軸・Y軸と平行に置かれた長方形Aと長方形Bがあるとする。その時、長方形Aと長方形Bが一部でも重なるかどうかを判断する条件式を書け。フォーマットは、CやJavaなどのコンピューター言語でも良し、単なる数式でも良い。制限時間は30分。ただし、考えていることを声に出し、ホワイト・ボードを使って自分の考えのプロセスを説明しながら解くこと。 もし、これからプロのソフトウェア・エンジニアを目指そうという理科系の学生がこのブログを

    torakuro
    torakuro 2005/06/10
  • Life is beautiful: 日本語とオブジェクト指向

    先日、日経BPの出版局の方と話をする機会があったのだが、私がマイクロソフトでウィンドウズ95の開発に関わったことに触れた際、「ユーザーインターフェイスの設計において、日人であることで何か役に立ったことはありますか?」と聞かれた。日人であることがプラスになったとは思わないが、ふと思い出したことがある。当時、「日語はオブジェクト指向な言語だな」と思ったことである。 その当時(90年代初頭)、アップルの方が使い勝手に関しては一歩も二歩もマイクロソフトより進んでおり、そのためには、もともとゼロックスが提案しアップルが商品化した、「オブジェクト指向ユーザーインターフェイス」の考え方を、より推し進めるしかないという戦略で、ウィンドウズ95のユーザーインターフェイス(当時は Object-Oriented Shell と呼ばれていた)の開発をしていた。 「オブジェクト指向ユーザーインターフェイス」

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