日本政府(経済産業省)は韓国向け輸出管理の運用を見直した。要点は2点。 まず、令和元年7月4日から、「フッ化ポリイミド」「レジスト」「フッ化水素」の3品目を包括輸出許可制度の対象から外し、個別に輸出審査を行うこととした。 今まではすぐに輸出できていたのもが、90日程度の審査期間が必要となる。審査により輸出できない場合もあり得る。 更に、8月中をメドに、韓国を貿易規制上の優遇措置対象である「ホワイト国」から除外する。 ホワイト国とは、武器管理を徹底していると日本政府が認定した国である。日本から輸出した物が、第三国に渡ったりして、武器・兵器の製造に使われていないか、十分なチェックをしている国が認定される。 韓国国旗、出席:Wikimedia 対韓輸出の「優遇撤廃」は安全保障上の措置である。 マスコミが報道している「輸出規制」や「経済制裁」は、正しい表現ではない。 韓国は2015年~19年3月の