仏トワリー動物園で飼育されるサイ2頭(2002年8月1日撮影、資料写真)。(c)AFP/MARTIN BUREAU 【3月8日 AFP】フランスの首都パリ(Paris)郊外のトワリー(Thoiry)動物園で、夜間に侵入した何者かによってシロサイ1頭が射殺され、角を奪われる事件が発生した。警察と同園が7日、明らかにした。 犯人は6日夜、住み込みの職員5人に気付かれることなく、正門をこじ開け、さらに少なくとも2か所の扉を破り侵入した。 殺されたのは、国際自然保護連合(IUCN)の絶滅危惧種リスト(レッドリスト)で準絶滅危惧種に指定されているミナミシロサイで、4歳の雄の「バンス(Vince)」。バンスは他にも少なくとも2頭のサイが飼育されている場所で襲われたという。 警察の報道官がAFPに明かしたところによると、6日にサイの飼育場を後にした職員が、翌7日に戻った際にバンスの死骸を発見。バンスは頭
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