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2014年10月16日のブックマーク (1件)

  • 断片的なものの社会学 第7回 他人の手 | 朝日出版社第二編集部ブログ

    7.09.2014 断片的なものの社会学 第7回 他人の手 岸 政彦 第7回 他人の手 他人が嫌いで、ひとりでいることが好きだが、たまに、人の手が恋しいときがある。 *  *  * 見ず知らずの他人との身体的接触は、たいていの場合は苦痛をともなうものだ。都市で暮らしていると実感するのだが、人がいない空間というものがいちばん金がかかる。個室、グリーン車、ビジネスクラス、あるいはただ単に、テーブルとテーブルとのあいだにじゅうぶんなゆとりが確保されたカフェやレストラン。人がたくさんいるところで、人のいない空間を確保することが、いちばん金がかかるのだ。やっぱりみんな、他人の身体と一緒にされることが辛いのだ。 ときどき東京に出張したときの、あの電車の混み具合には、ほんとうに驚かされる。みんなよく我慢してるな、と思う。我慢しないと暮らせないので、我慢しないとしょうがないのだが。 *  * 

    断片的なものの社会学 第7回 他人の手 | 朝日出版社第二編集部ブログ
    tori810
    tori810 2014/10/16
    身体接触の苦痛と心地よさについて。たしかに世の中に「苦痛と感じてしまう接触」が増えてしまったようにも思えるが、心地よいと感じられる接触の機会を確保したいと思う。寛容さにも関わる気がする。