ママ友社会の闇を描いたコミックエッセイ『ママ友がこわい 子どもが同学年という小さな絶望』の著者・野原広子さんが書いた最新作『消えたママ友』がついに発売されました。 子どもを置いて男と逃げた?嫉妬、噂話…「ママ友」の闇【ママ友が消えた】 保育園のママ友「有紀ちゃん」が突然姿を消してしまい、何も知らされていなかった仲良しグループのママ友関係もギクシャクしはじめるという、ちょっとミステリアスな今回の物語。リアルな人間関係と心理描写が怖い!と子育て世代のママたちからも多くの反響をいただいています。今回は、著者の野原広子さんに『消えたママ友』についてのお話を伺いました。 ――『消えたママ友』というタイトルは衝撃的でした。平凡だと思っていた日常がじわじわと崩れていくような、ミステリー仕立ての物語を書こうと思ったのはなぜでしょうか? じつは昨年、離婚を経験しまして、私自身が「有紀ちゃん」状態だったんです