今、まつこの庭ではあちこちでジュズダマが花を咲かせています。 ジュズダマと言うと、子どもの頃この実で遊んだことを思い出す人もいるかと思います。私の庭を訪れた花友は、庭にジュズダマがあることに驚き、そして懐かしがります。 ジュズダマは東南アジア原産のイネ科の多年草です。日本には古い時代に渡来し、野生化し日本全国に広がったようです。水辺に多くは田んぼの畔などに自生しています。 ジュズダマは雌雄同株で、トウモロコシに似た葉の脇からたくさんの花穂を枝垂れさせます。 花が咲く前からジュズダマの形をしているので、驚きです。この壺型のものを苞鞘(ホウショウ)と言い、雄花(おしべ)と雌花(めしべ)を内包しています。苞鞘はガクの役割になるのでしょうか。苞鞘の上から雄花と雌花が出て来ます。長く垂れ下がり黄色い葯が見えるのが雄花(おしべ)です。雌花(めしべ)はと言うと、 先が2つに分れた白いひも状のもののようで
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