先月、茨城県神栖市で行方が分からなくなっていた小学生の男の子の発見に貢献したとして、嘱託警察犬にご褒美の肉が贈られました。 男の子の発見に貢献したのは、茨城県警察本部の嘱託警察犬で11歳のシェパードのアベルです。 9日、神栖警察署でアベルの指導にあたっている三上こずえさんと、飼い主の佐藤常美さんに感謝状が、アベルには肉が贈られました。 アベルは先月20日、自宅に帰らず捜索願いが出されていた小学生の男の子の捜索に協力し、男の子がいる範囲を絞り込み、警察官が無事自宅近くの駐車場で男の子を発見しました。 贈呈式のあと、アベルは早速肉をおいしそうに食べていました。 指導にあたる三上さんは「社会に貢献できるよう、日々、犬とコミュニケーションを取りながら訓練をしてきた結果が出てよかったです」と話していました。 神栖警察署の杉田和輪署長は「改めて警察犬の力を感じました。人々の警察犬への信頼も高まったと思