【ジョンソン宇宙センター(米テキサス州)=山田哲朗】民間宇宙船として初めて国際宇宙ステーション(ISS)に無人宇宙船「ドラゴン」をドッキングさせた、米新興宇宙企業スペースXのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)(40)は25日午後(日本時間26日未明)、カリフォルニア州の同社本社から記者会見し、「3年以内に宇宙飛行士を(ISSに)運びたい」と述べた。 1961年にケネディ米大統領が掲げたアポロ月探査計画以来の巨大国家事業の時代が去り、民間が主役の時代が到来したことを印象づけた。 スペースXは創業わずか10年で、高い技術力とスピードを世界に示し、オバマ政権が掲げる宇宙開発での民間ベンチャー活用策が実現可能なことを証明した。 マスク氏は柔らかい物腰の人物ながら、「かつてインターネットが、政府機関の専有物から大衆向けのサービスに変わったように、我々は今、宇宙開発の新時代の入り口に立っている」
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く