食後の食器洗いは、誰にとっても面倒なものだが、近い将来“汚れない食器”が登場することとなりそうだ。 この驚くべき製品を打ち出したのは、スウェーデンのデザインスタジオ「Tomorrow Machine(トゥモロー・マシーン)」。“森林から得られる資源を、次の20年どのように使うべきか?” というスウェーデン森林産業連盟の疑問への1つの答えとして、汚れない、つまり洗う必要がない驚きの食器を提案したのだ。 この食器の素材となるセルロースは、植物性繊維の主成分で、地球上に最も多く存在する炭水化物でもあるそう。新素材は、汚れがつきにくいだけでなく、陶器のようにかたいのに軽く、そして割れにくいという特徴をもつ。さらに洗う必要がないので、水も合成洗剤も不要で、環境にもやさしい。 その表面には、汚れや水がつきにくい“蓮の葉”の構造を模して発明された、超耐水性のコーティングを施しているそうで、これが“汚れな