飛行機に乗るとき、どの座席がお気に入りだろうか。通路側か窓側か。前方か後方か。席選びには個性が出るものだ。 ちなみに私のお気に入りは窓側、それも翼の少し後ろのあたり。理由は翼につり下げられたエンジンの存在。特に着陸直後、逆噴射のためにパカッと開いて、中の配管やら何やらがむき出しになる瞬間がたまらない。その筋肉を連想させる見た目といい、すさまじい音といい、どことなく男性的なものを感じるのだ。もっとも、わずか数秒で元に戻ってしまうのだが。 そんなジェットエンジンの“中身”をじっくりと見る機会に恵まれた。成田空港の整備地区にあるJALの整備子会社「JALエンジニアリング」のエンジンメンテナンスセンターへの潜入が許可されたのだ。

