みなさんは覚えているでしょうか? 2018年の安倍政権下で「働き方改革関連法案」の名のもとに国会で審議されていたものの、「裁量労働制で働く人たちの労働時間の長さは、一般労働者の平均より短い」という政府が示していたデータが、なんと改ざんされた嘘データであることがバレてしまい、法案から削除された「裁量労働制の拡大」(別名:定額働かせ放題)のことを。 「そんな前のことはもう忘れちゃったよ」という方も多いのではないかと思いますので、簡単に解説します。 裁量労働制というのは、「労働時間が長くても短くても、実際に働いた時間に関係なく『契約した労働時間分を働いた』ことにする」という制度です。ということは、どれだけ業務が忙しくて長時間の残業をしなければならなくなったとしても、決められた労働時間分=「みなし労働時間」の給料しかもらえない、ということになります。 これが「裁量労働制」が別名:定額働かせ放題と呼
![【緊急告発】帰ってきた「#裁量労働制の拡大」あの悪夢が再び?! データ改ざんがバレて葬られたはずの、あの「裁量労働制の拡大」を、国会の審議なしで年末にこっそり復活させようという企みが進行中!#裁量労働制の拡大に反対 - 月刊全労連・全労連新聞 編集部](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7a3b53c8a0e69f18cc6cb50f136d241f826b8ae5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fz%2Fzenroren1989%2F20221216%2F20221216190129.png)