この画像を大きなサイズで見る ”愛情ホルモン” または、“抱擁ホルモン” と呼ばれるオキシトシンは、、母と子の絆を強めたり、他人の気持ちを共有したり、社会的問題の解決能力を促進するホルモンとして知られている。そして、これは人と人のみならず、人と動物の関係にも深く関連する。 特に人と犬との間には、深くこのホルモンが関わっており、触れ合うことで他のどの動物よりも、双方にオキシトシンの量が増加することがわかった。”犬は人間の親友である” を裏付ける結果となったようだ。 「以前から犬と人の絆にも神経ペプチドの一種オキシトシンが介在すると推測されてきました」と語るのは、オーストラリアのモナシュ大学の博士課程の一環として研究を進めたジェシカ・オリバさん。 例えば、たった3分間、犬を優しくなでたり、話しかけたりするだけで、人間と犬双方のオキシトシンの血中濃度が上昇する。「本研究の目的は、ペットとして飼わ